臨床で遭遇する頻度は稀ですが、レントゲン写真を撮影した際に偶見することがあります。
(左上小臼歯部)
(上顎前歯部)
顎骨内に発生する、歯原性の良性腫瘍。
慢性の外傷のような機械的刺激が一因ともいわれていますが、原因は不明。
好発年齢は10代〜20代に多く、発育するに従って周囲の歯牙を圧迫し、歯根吸収や歯列不正を引き起こすこともあります。
治療は外科的摘出。術後は再発もなく、一般的に予後は良好です。
臨床で遭遇する頻度は稀ですが、レントゲン写真を撮影した際に偶見することがあります。
(左上小臼歯部)
(上顎前歯部)
顎骨内に発生する、歯原性の良性腫瘍。
慢性の外傷のような機械的刺激が一因ともいわれていますが、原因は不明。
好発年齢は10代〜20代に多く、発育するに従って周囲の歯牙を圧迫し、歯根吸収や歯列不正を引き起こすこともあります。
治療は外科的摘出。術後は再発もなく、一般的に予後は良好です。
稀に第4大臼歯とでも言いましょうか? 親知らずのそばに過剰歯を認めることがあります。
(パノラマ)
(拡大)
(右が8番、左が過剰歯)
研究者ではないので分かりませんが、進化の過程で失われたものなのか、第3大臼歯の歯胚から完全に分離した過剰歯胚によって形成されたものなのか?!
過剰歯の多くは矮小歯であることが多いが、根が湾曲している場合もあるため、抜歯に際しては十分な術前診査が必要である。
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