舌背表面の一部に、灰白色の辺縁で縁取られた不規則な模様が認められます。
(地図状舌)
小児や若い女性に多く見られ、地図様の模様の形と位置は日によって様々に変化し、多くは半年以上に渡り出たり消えたりを繰り返します。
自覚症状はほとんどなく、あっても舌が少ししみる程度ですが、溝状舌を併発することも多く、その様な場合には、溝の内部や底部が不潔な状態で炎症を起こし、味覚に障害が出ることもあります。
原因は不明ですが、一般的にビタミンBの不足やストレスが関係していると言われており、規則正しい生活の指導と対症療法がメインです。