スケートのメダル獲得をきっかけに、オリンピックがますます熱くなってきましたね
がんばれニッポン
さて、夕方から診療室を山本先生にお任せして、フクダは地域医療連携研修会に出席。障害児・者の歯科診療についてお勉強に行ってきました。
(会場は満員です)
障害のある方の歯科治療をすすめる上で、障害の種類(知的障害・精神障害・身体障害)やその程度によって治療の難易度は大きく変わります。
治療時に口を開けてもらうなど、普通なら何でもないようなことが難しかったりするだけなく、障害そのものの対応に追われて歯科への受診が後回しになったり、歯が痛くなっても明確に訴えてくれなかったりと、重症化してから受診されるケースも多く、治療そのものが困難なことも多くあります。
ですから、障害のある方のQOL(クオリティ・オブ・ライフ:生活の質)の向上を図るには、歯科医師だけでなく、保護者・介護者、病院、行政など障害のある方に関わる様々な職種の方々との連携と、それぞれの疾患・障害の様々な特徴を踏まえたうえでの障害に配慮した歯科治療や口腔ケア、機能訓練などがとても大切です。
講演を聴けば聴くほど色々な側面から配慮が必要なんだと改めて感じました。
講演が終わったのは9時過ぎ。
無理して出席しただけの収穫がありました。
今後もこうした研修会等に積極的に参加して知識や理解を深め、少しでも地域医療に貢献していきたいと思います。