夕方に診療室を早退し、今日は武蔵野日赤でお勉強会。
今日は2本立て。
皮膚科医からみた口腔粘膜病変についてと口腔外科医による口腔粘膜疾患の鑑別について。
日赤のドクター他、近隣の歯科医師会の会員の先生を中心に結構な人数が集まりまして、広い会場にもかかわらずほぼ満席。
2本立ての講義は、どちらも鑑別診断のポイントなど非常によくまとまっておりました。
ところで、実際にウチ等一般開業医が口腔がんを治療するケースは少なく、その診断能力があればこと足ります。
口腔粘膜疾患は、種々の原因・誘因により生じ、極めて多くの病変がありますが、疾患特有の症状を有するものは少なく、臨床診断は必ずしも容易ではありません。
そのためには数多くの症例をみるコトが大切なワケで、一般開業医がなかなか目にすることのない症例もあり、大変有意義でありました。