2012.11.30  合同理事会

今夜もまた診療室を早退(汗)

 

今日は、お隣 武蔵野市歯科医師会との合同理事会です。

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フクダももう理事になって6年ですから、武蔵野の先生方からも「ナンだ、まだ理事やってたのか(笑)」ってナ具合ですから、あえて挨拶して廻るコトもなく、ただひたすら座って飲み食い(笑)

ちなみに、こう書くと、単なる食事会じゃねーか(笑)と皆さんに勘違いされてしまうのも困るので、マジメな話もしてきましたよとしっかりアピールしておきましょう。

 

さて、歯科医院が増え過ぎ倒産を余儀なくされる歯科医院もあるなか、医院経営ばかりを気にするあまり、歯科医療本来の目的からかけ離れた過剰な装飾やサービス、消費に成り下がるような医療を提供しなければ立ちゆかない、そんな医院が腐るほどある歯科の現状を考えるに、歯科全般の抱える問題を我々歯科医師会の会員だけでなく未入会の先生も含め、業界全体で本気で考えていかなければ、結果、業界全体が今後更なる衰退をしていくのではなかろうかと、、、

もちろん、患者さんに対する心遣いや必要なサービスは大事なことであるし、それも医院の客観的評価に含まれるのは当然としても、結局のところ患者さんの増減を左右しているのは、自分達プロとしての知識や技術を患者さんに真摯に還元しているかどうかであって、表面的な過剰なサービス等よって左右されるものではなく、、、

大体に技術向上に専念すべき立場の人間が、コンサルの言いなりで集客は上手いけれど、肝心の技術はそっちのけの経営算段ってのは非常にヤバいワケで、「それでも今は盛業だし、とりあえず自分の医院が良ければイイじゃん」と思っている輩が、結局は自分で自分の首を絞めるかの如く、未来の歯科業界を衰退させてしまいかねず、、、

ましてや、真摯に歯科医療と向き合っている多くの先生も、本来の目的や方向性すら分からなくなってしまった一部の残念な輩と同列に見られ、、、

そんな残念な現状と未来の歯科業界のためには、どうしたらよいモノのやらと、、、

まぁ そんなカンジの話をしました。 飲み食いだけじゃないでしょ(笑) 

 

結局、医療が多様化しすぎても、やるべき医療を忘れては本末転倒でしょ。

 

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