2012. 5.28  間違いだらけの経営セミナー

5月も最終週に突入。 もうひと頑張りです!

 

さて、似たような内容を以前にも書いたかもしれませんが、最近は昔にも増して、色々な「歯科医院マネージメント」の経営セミナーや勉強会などの開催広告をよく目にします。

今朝もポストを覗いたら、その類の案内が2つほど来ていましたし、FAXナンかはほぼ毎日。

、、、紙代もバカになりません(汗)

そして、人材教育やマーケティングなどなど、その内容は様々であります。

そう言った類の中には、医療業界とはまったくもってほど遠い企業もたくさん参入してきており、その背景には、厳しい歯科業界が更に厳しさを増し、その中で生き残りを懸けた経営難の歯科医院が多く存在して、その需要があるからに他なりません。

 

ところで、そんなセミナーや勉強会の多くが、他院との差別化を狙ったサービスやアメニティと言ったモノを導入して増患を図ろうとするモノが多いようでして、こうしたセミナーや勉強会が意外にもウケて満員となるそうです。

、、、開いた口がふさがらない(笑)

異常なまでの付加価値サービスが、歯科医療の根本だと勘違いしている医院がナンと多いことか。。。

それがまた、テレビでまで特集される始末だったりです。

 

ちなみに、某経営コンサルが全開で入り、集患は上手いけれど、サービスやアメニティなどがクオリティよりも優先するような、肝心の仕事が全く話にならない医院って患者様サイドからしたらどうナンですかね?

最近のくだらない権利の要求に応えるのが最高のサービスみたいになっちゃって、肝心要のこと、つまりはまともな診療が出来ていなかったりするワケで、患者様は果たして本当にそれが良いのだろうかと思う次第であります。

だって、医療技術や知識の向上に専念するべき立場の人間が、コンサルの言いなりで、集患を元にした技術そっちのけの経営算段ってヤバいでしょ。

 

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