今日は、休日返上で、大学の学術フォーラムに出席。
先週木曜の夜も講習会で大学に来ましたが、今日は丸1日お勉強です。
さて、1つ目のお勉強は、オールセラミックについて。
(横山先生)
単にセラミックと言っても、従来からある長石系からガラスセラミックス系・ジルコニアなど様々ですが、多種多様なセラミック材料それぞれの特徴と臨床技法、支台歯形成のポイントやCAD/CAMに至るまで、セラミック治療を成功させるためのポイントを解説して頂きました。
今までの知識整理がメインですが、再確認が出来てとても良かったです。
2つ目のお勉強は、歯科診療におけるリスクマネージメントについて。
(佐野教授)
佐野教授は、前職場のボスと同級生であり、大学のアメリカンフットボール部の1期生。
学生時代からの決まりがあって、アメリカンフットボール部員は先輩の講義は1番前の席で受けるのが慣わしです。
なので、優等生の如く(笑)一番前の席で聴講してきました。
歯科診療に際して特に留意すべきことは、患者様のもつ全身疾患の増悪やアナフィラキシーショックなど、突発的偶発症。
生体を対象にする以上リスクは多岐に渡るワケですが、高齢社会に突入し、脳血管障害、心疾患、糖尿病などのハイリスクの患者様が増加し、健常者同様に外来患者として歯科医院に来院する現在、これらのことは一層顕著になっています。
教授が経験した事例を基に、危険因子を把握・特定し、発生頻度と影響度から評価して対策を講じ、いかに被害を最小に抑えるかをご教授頂きました。 ありがとうございました。
「つい ウトウト、、、」ナンて死んでも許されませんから、久々に学生時代を思い出す緊張感ある講義でした(笑)
お昼にココイチの大盛りカツカレーを食べ、午後から今日3つ目のお勉強は、少数歯残存の義歯の作り方について。
(天野先生)
天野先生もまたアメリカンフットボール部の先輩で、同じ多摩地区で開業されている先生です。
多数歯欠損で残存歯が数本しか無くなってしまい、残存歯が本来あるべき位置から捻転・挺出・傾斜などを起こし、咬合平面が乱れているケース。
患者様の旧義歯を治療義歯として用いて修正を繰り返し、教科書的基準と筋肉と調和した形態を持った治療義歯を基に、その情報を新義歯に反映させる症例発表です。
学会で見かけるようなチャンピオン症例ではなく、ありのままの現場の臨床が伝わってくる素晴らしい講演でした。
そして、本日最後のお勉強は、歯科手術について。
(水谷先生)
学生時代、実習などで大変お世話になった先生です。
メーカー主催のインプラントの講習会などでは、手術手技の基本を教える講習って案外少ないんですが、外科手術の基本手技と頻度の高い歯科手術を、臨床での勘どころと合わせて、基本に立ち返る分かりやすいご講演でした。
ってなカンジで、お勉強に勤しんだ有意義な日曜日でした。
オレってエライなぁ〜(笑)
そうそう、会場内で久し振りにお会いしました。
このコラムをご覧のアメリカンフットボール部OB、OGの皆さん、螺良先生は相変わらず元気過ぎ(笑)でした。