右下 567 のブリッジ。
後ろの土台の歯(7番)は、虫歯が進行してブリッジが外れており、手前の土台の歯(5番)だけでかろうじて着いている状態で、周囲は膿だらけになっており、骨吸収が進行していました。
(大汗)
逆に言えば、よくぞここまでもった方ですが、インプラント治療をする上では、何かしらの骨補填が必要な難ケースになってしまっています。
幸い奥に親知らずがあり、保険内でも何とかブリッジでの再補綴も可能は可能ですが、この場合、手前の土台の歯の更にもう1本前の健康な歯(4番)も土台として参加させなければなりません。
業界の人なら、こっちの方が分かりやすいですね。
567 だったブリッジが、今度は 45678 になるワケです。
で、このケース、、、それぞれの先生の考え方にもよりますが、フクダはインプラントが第1選択だと考えます。
しかしながら、インプラントは手術になるのでイヤという患者様もいるだろうし、自費診療なので高額だったりもするし、全身疾患などでインプラントが不可能な方もいるので、必ずしもインプラントじゃなきゃダメってことではありません。
ただ、削った歯は元には戻りませんから、安易な考えだけで周囲の健康な歯を削るのは、あまりオススメ出来ませんね。
どのようなケースでも、どの方法がその方にとって一番良いのかを、一緒にじっくり考えて選択したいと思っています。
ところで、今日の夜 山本先生は、大学主催の学術講演会でお勉強。 夏目先生は、研究日。
で、フクダは、歯科医師会のお仕事のため、本日の夜間診療は休診となります。
トップページの診療日カレンダーにも書いてありますが、結構 患者様もコラムを読んでいるそうなので、一応こちらにも書いた方がイイのカナ?!と・・・
昨晩も理事会でだったし、このところ本業以外が忙しい
夜しかいらっしゃれない患者様には ご迷惑お掛けしてますが、何卒ご理解下さい。
m(_ _)m