4月のような気温の水曜日。
今日から新人スタッフと、約8年前ウチを退職したスタッフがまた勤務してくれることになりまして、賑やかな診療室です。
さて、夜は新田先生と金子先生に診療室をお任せし、フクダは早退して歯科医療連携研修会へ。
今日のお題目は、「障害者歯科診療と連携について」です。
数年前に施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」、いわゆる「障害者差別解消法」というものがありまして、この法律は、障害のある人も無い人も、互いに、その人らしさを認め合いながら、共に生きる社会を作ることを目指すという理念のもと制定されています。
で、法律の施行に際して、厚労省が作ったガイドラインがありまして、でもコレってどうなのよ?!っていう部分もありまして、、、
障害の種類やその程度によって、それぞれに個別の対応が異なるべきであることは言うまでもないんですが、人間の多様さを認めることが差別を解消する第一歩とか言っておきながら、医学的な対応には多様さを認めていないような矛盾。
講師の先生もハッキリとは言わなかったモノの、 現場はそう簡単なモンではないんですがねってニュアンスでした(笑)
基礎的内容から症例まで、ボリュームのある研修会でありまして、大変お勉強になりました。