2010. 6.17  なう

Twitter風に言えば、武蔵野赤十字病院  なう(笑)

夜間の診療を山本先生と夏目先生にお願いし、お勉強しに来ました。

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もうすぐ7時なのに、空がまだ明るいですね。 随分 日が長くなりました。

 

本日は、武蔵野市歯科医師会の先生より、高齢者歯科においての口腔ケアについてと武蔵野日赤の口腔外科 道脇先生より歯科治療中の虚血性心疾患についてのレクチャーです。

 

さて、医学の進歩と社会福祉の充実に伴って、潜在的に全身疾患を有する患者様が歯科医院を受診する機会が増え、この傾向は高齢化が進むにつれ 更に多くなってくるでしょう。

特に予備能力の低下した有病者や高齢者では、歯科治療に伴う患者様の精神的・身体的ストレスは予想以上に大きく、負担が少し増加しただけで循環器系などに与える影響が増大するので注意が必要です。

 

講演の中で、単なる義歯調整中(局所麻酔など無し)に冠攣縮性狭心症を突然発症し、最終的には蘇生したものの一旦 心肺停止に至った症例についてお話しがありましたが、日々安全な診療を心掛けていても、命に関わるような重篤な偶発症が通常の歯科治療の場においていつでも起こりうるんだということを忘れてはいけません。

改めて気を引き締めたいと思います。

 

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