厚い雲に覆われて、すこぶる寒い朝です。
今日は大寒。
それ以上に懐が寒いです(笑)
さて、岐阜市の歯科医院で起きた殺人事件のニュース。
治療を巡ってのトラブルが原因らしいのですが、ナンとも吐き気がします。
そもそも、どんな医者だって自分の患者さんに喜んで貰いたいと思っているのはもちろん、トラブルが起きないで欲しいと思いながら日々医療に従事しているハズなんですよね。
ただ、日々の臨床で、幾ら丁寧に接してもトラブルに発展したり、幾ら説明しても無理難題を押しつけてくる人も少なからずいたりもするわけで、特に医療は、医学的な視点と人の感情がごちゃ混ぜになってしまうと、話がややこしくなりますし、ましてや、行き過ぎた権利意識が不必要なほど高まっている今の社会では難しいのも悲しいかな事実。
かつてに比べ息苦しくなっていることは確かです。
しかしながら、もちろんコチラ側の話が全部というワケではありません。
患者さんサイドにしたって、辟易とする医者がいるコトも事実です。
ましてや、お互い人間ですから、相性ってのもあるでしょう。
しかし、どんな理由であれ、人を殺していい訳はありません。
お互い不幸です。
ナンとも後味の悪いニュース。
インフォームド・コンセントが如何に大事かを考えさせられますね。
亡くなられた先生のご冥福をお祈りします。