2014. 3.11  シンポジウム

夕方から診療室を早退し、今日は北多摩南部保健医療圏の摂食嚥下機能支援シンポジウムに出席。

座長はウチの会長が務め、シンポジストには、野村病院摂食嚥下障害認定看護士の高田先生、日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニックの菊谷先生、武蔵野日赤口腔外科部長の道脇先生といった豪華コラボレーション。

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二部屋ブチ抜きの広い会場にもかかわらず、補助席すら埋まるほどの超満員です。

 

さて、今日のシンポジウムの内容は、在宅療養者の摂食・嚥下機能支援における地域連携の進め方について。

患者さんが口から食べるという事は、ただ単に患者さんだけの単純な問題でなく、そこに病院や開業医の医師、歯科医師をはじめ、看護師、栄養士、言語聴覚士などの専門職、ケアマネージャー、介護スタッフ、家族も関わり、さらには行政までもが絡む話です。

それぞれの立場や環境など異なる多職種が関わる中で、在宅療養者の摂食・嚥下機能を支援する上で何が重要であるかを考えます。

 

例えば、支援の方向性や評価などを考えるだけでも、多職種連携の中で意見が分かれるところでありますが、それはそれとしても、そこにお互いの分野の知識だけでなく、意志の疎通と統一した方向性がなければ話は前に進みません。

ですから、そこには「共通認識」が必要。

とは言え、ウチら歯科医師が介護についての十分かつ高度な知識があるかと言えば、素人の域を脱しないワケで、その逆もまたしかり。

現場レベルの話になれば、話は更に複雑になります。

フクダも足りない頭で(笑)考えるワケですが、まぁ色々と難しい。。。

とりあえず、来週臨床カンファレンスがあるので、自分なりに考察をまとめてみようと思います。

 

で、シンポジウム後は、歯科医師会のN&M先生と食事をしながら話の続き。

意外なほど(笑)真剣に話が盛り上がり、26時頃帰宅。

まだ、火曜日なのにやっちまいました(汗)

 

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