今夜は、理事会。
来月から歯科医師会に入会を希望する先生が2名いらっしゃいました。
昨今、歯科医師会に入会する先生って少ないからね。
大歓迎であります。
ところで、歯科医師会に未入会の先生の多くは、地域における医療ネットワークから外れてしまっています。
そのため、自分の守備範囲を超えてしまっているケースがあっても、何処へも紹介せずに自院で対応しようとしてしまう傾向にあるようで、そんな非会員の話も聞こえてきます。
歯科医師会会員であれば、会に所属している口腔外科、矯正歯科、小児歯科等の専門医は大体は顔見知りですから、例えば自院の患者さんの診療を依頼する場合にもさほど難は無いでしょうし、もっと細かく言えば、ペリオならあの先生、摂食嚥下の問題ならあの先生とかいうような情報が日頃の交流の中で共有出来てますから、結果として紹介や依頼が患者さんにとっても有益と成り得ます。
ちなみに、休日診療や3歳児健診等は歯科医師会が市の委託の元に担当しており、学校歯科医も歯科医師会会員の中から選定されていますし、最近では、口腔がん検診や地域の病院と連携しながら摂食嚥下や周術期の患者さんのサポートなど行う体制も進んでいます。
ナンだカンだ飲んだりもしてますから(笑)、仲良しクラブみたいな側面もありますが、ちゃーんと地域医療や地域保健の一翼も担っているワケですよ。
同業者諸氏ならよく分かる話ですが、昨今、開業する歯科医師の多数が歯科医師会に入会しません。
経営環境の中で入会金や年会費の負担がそれなりにあるのもその理由の1つでしょうし、事業や委員会などに出席するために診療時間を削られてしまうってのもそうでしょう。
しかしながら、種々の事業に参加することで社会貢献が出来たり、講演会や研修会等に出席することで勉強の機会が多いなどのメリットもありますし、ましてや、地域での交流や連携が結果として個々の患者さん達にとっても最終的にプラスになるであろうと感じているのですよ。
まぁ つらつらと書きましたが、そんなトコですかね。 はい。
で、今宵も理事会終わりで飲み(笑)
念を押しておきますが、歯科医師会は決して飲み会団体ではありません(笑)