今朝の朝日新聞1面に「歯科医院 ポイント導入」の大きな見出し。
内容は?と言えば、歯医者が増えすぎた昨今、喰うに困った歯科医院が、患者紹介、治療や健診毎にポイントを付与してポイントが貯まれば商品券などと交換出来るといった、どこぞのコンサルが仕組んだ実質値引きで患者の囲い込み、、、
全国一律であるはずの公的医療保険の価格に差ができ、質の格差も生まれかねないところであるが、そうでもしなければ経営が成り立たない厳しい歯科業界、、、
まぁ そんな論調です。
ヤレヤレ、またか(笑)
マスコミってのは、ネガティブな歯科の話題がたいそうお好きなようです(笑)
それはさておき、それだけ厳しい歯科業界ですが、ナンとも情けない構図です。
「治療のついでにポイントが溜まる、そりゃお得だね」と、まぁしばらくは集患出来るでしょうよ。 たぶん(笑)
しかしです。
公的医療保険の価格は全国一律でも、技術は全国一律なワケではありません。
ココがミソ。
例えば、通常の何倍もの値段がするにもかかわらず、数ヶ月先まで予約がいっぱいナンていうレストランと、コストダウンに低価格が生き残る道だと信じてダメになるレストランとは一体何が違うのか、、、
答えは簡単。
いつも言うけど、やるべき医療を忘れては、本末転倒なワケですよ。
商売上手な駆け引きは上手いけど、技術そっちのけで集患に血道を上げる歯科医院に、あなたの口腔の健康を一生預けますか?? でしょ?(笑)