2012年1月31日 のアーカイブ

2012. 1.31  SAS

2012年1月31日 火曜日

知っている人は知っていると思いますが、フクダは大のサザン好き。

最近はカラオケに行くこともなくなりましたからアレですが、車で聞く音楽はもっぱらサザンが多いですし、4年前の横浜スタジアム「真夏の大感謝祭 30周年記念ライブ」も土砂降りのなか行きました。

ちなみに、サザンの中で一番好きなアルバムは、2枚目のアルバム「10ナンバーズ・からっと」

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「お願いD.J.」「ラチエン通りのシスター」「思い過ごしも恋のうち」「気分しだいで責めないで」「いとしのエリー」などの名曲が収録された最高の1枚です。

 

ところで、サザン(SOUTHERN ALL STARS)は、頭字語で「SAS」と略記されますが、今日は「SAS」繋がりで、睡眠時無呼吸症候群(SLEEP APNEA SYNDROME)のお話。。。

皆さんもう気付いちゃってると思いますが、サザンのくだりは前振りです(笑)

夜間の診療を休診させていただき、山本先生、夏目先生と一緒に睡眠時無呼吸症候群のお勉強に行ってきました。

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さて、睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)や止まりかける状態(低呼吸)が繰り返される病気です。

繰り返す低酸素血症のために高血圧、不整脈、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすことが知られており、睡眠が妨げられる事で日中の眠気を引き起こし、居眠り運転などによる交通事故の原因の一つとされていることはご存じの方も多いかもしれません。

 

睡眠時無呼吸症候群は、多くの場合、空気の通り道である気道が完全あるいは部分的に閉塞してしまうことにより起こります。

そのため、睡眠時無呼吸症候群は、肥満体の人、首が短くて太い人、顎が小さい人などに多く、もともと気道が狭い構造になっている上に、睡眠中には咽頭の筋肉や舌が緩んで更に気道が狭くなり、そのような状態で息を吸うと、肺で生じた陰圧によって狭い気道は一層狭くなって閉塞が起こり無呼吸が生じます。

 

治療として、一定圧を加えた空気を鼻から送り込むことによって上気道の閉塞を取り除き、睡眠中の気道を確保する経鼻的持続陽圧呼吸療法装置(CPAP)が有効で、治療の第一選択とされています。

歯科的なアプローチとしては、下顎を前方に引き出す形でのマウスピースを睡眠中に装着し、気道スペースを広げ気道の閉塞を防ぐ方法があります。

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先に述べたように、睡眠時無呼吸症候群は、合併症や居眠り運転による事故のリスクも高く、放置しておくと生命に危険が及ぶ恐れのある病気です。

本人はもちろんのこと、交通事故にもなれば他人の人生までにも影響しかねません。

 

いびきや日中の強い眠気、熟睡感がないなど、気になる症状のある方は是非ご相談下さい。(睡眠時無呼吸症候群に対して健康保険の適用が可能です)

群馬のW先生 気を付けましょう(笑)

2012. 1.31  歯根嚢胞摘出&歯根端切除

2012年1月31日 火曜日

朝イチは、歯根嚢胞の摘出と歯根端切除。

589_0182125(でかっ!!)

一塊にて除去しました。

589_0304225(グロいので白黒に画像処理) 

 

これだけのサイズの嚢胞ですから、年単位で徐々に大きくなっていったんだと思いますが、疲れたり風邪をひいて身体の抵抗力が落ちた時などにちょっと違和感があった程度で、これまでほとんど気にならなかったとのこと。

これ以上ひどくならないうちに処置できてよかったです。