今日もどんより曇り空 パッーと晴れないモンですかねぇ
さて、朝イチは近所の保育園の歯科健診。
まぁ 朝っぱらからチビッコ達の元気のいいコト・・・
天気が悪くて外で遊べない分、パワーが有り余ってるんでしょうかね?!
保育園の先生達もアレじゃ大変ですナ
ところで、健診でも日々の臨床でも、最近では虫歯のある子は少なくなりましたが、顎が小さく、歯並びの悪い子が多くなった気がします。
お子さんの歯並びを気にされて来院される方も年々増えてますね。
で、その原因は「食生活の欧米化」
・・・って言っても、コチラの ↓
「欧米かっ!!」
・・・ではありません(爆)
冗談はさておき、あまり噛まなくなった食生活のせいで、顎がしっかり成長せず、その結果、小さな顎には全ての歯がきれいに並びきらなくなってしまうんですね。
「良く噛んで食べる」などの著者で、ウチ等の業界では御高名な斉藤滋先生によれば、弥生・平安・鎌倉・江戸・戦前・現代の食事を再現して、咀嚼(そしゃく)回数と食事の時間を測定した結果、咀嚼回数及び食事の時間が戦前と現代を比較しただけでも、約2分の1も激減しているそうです。
戦前 | 戦後 | |
咀嚼回数 | 1420回 | 620回 |
食事時間 | 22分 | 11分 |
メニュー | 大豆の味噌炒め | コーンスープ |
たくあん | ハンバーグ | |
野菜の味噌汁 | スパゲティー | |
にんじんと大根の煮物 | ポテトサラダ | |
麦飯 | プリン | |
パン |
ちなみに、弥生時代の一回の食事の咀嚼回数はナント約4000回。
食事の時間は約50分にもなるそうです。
弥生時代と比較すると、現代人の咀嚼回数は約6分の1以下、食事の時間は約5分の1。
全然違いますね(驚)
時代の変化と共に食生活が変わることで、噛む回数が減り、身体にも変化があることはご理解頂けたかと思います。
「よく噛んで食べる」コトって本当に大事。 あまり噛まないと、消化にも悪いですしね。
ですから、皆さん よく噛んで食べましょう!!
・・・っていうフクダですが、そういえば、今日のお昼に食べた納豆定食が早食い競争並みでした(恥)
以後 気を付けます m(_ _)m