昨日今日とあいにくの雨 1週間がまた始まりました。
今週もハードなスケジュールですが、頑張っていきましょう
ところで、たぶん周囲の人達からは、フクダは割とちゃらんぽらんというか、おふざけが好きヤツだとか・・・
まぁ そんなカンジに捉えられているフシがあります。
要するに「フクダに聴いてみよう」とか「フクダが言うなら間違いないだろう」みたいなことは、まずナイんですね。
ですから、先日の小学校の同窓会でも、「あのフクダが歯 抜いたりとかするの?!」とか「オマエの歯科医師免許は仮免だろ(笑)」とか、気心知れた小学校の同級生達は冗談交じりに言うワケです
確かに、昔から勉強が得意だったワケではありませんでしたし、昔からこのキャラでしたからそれも仕方ありません(笑)
・・・と言うワケで、今日は、歯科医師としてフクダがマジメにお仕事しているところを、横になった親知らずを抜きたいと言っていた小学校の同級生に向けて発信したいと思います。
もう、仮免とは言わせない(笑)
さて、今回のケース。 右下の横になった親知らずと右上の親知らずを同時に抜歯です。
手前の歯の奥にちょこっとだけ頭を出しているのが親知らずです。
で、まず麻酔ですが、注射の前に表面麻酔薬を塗り、なるべく注射針の痛みを無くすようにしてます。
(表面麻酔薬)
で、ウチで主に使う注射針は、33G の細いモノを使ってます。
(左が27G 右が33G)
太さの違いが歴然ですね。 当然細い針の方が痛みが少ないです。
そして、麻酔がしっかり効いたら歯肉を切開し、粘膜骨膜弁を剥離します。
(エグイので白黒)
親知らずの頭が見えてきました。
で、周囲の歯槽骨を削除し、歯の頭と根っこを切り分けます。
(写真がピンボケでスミマセン )
わかりづらいですが、歯冠と歯根を分割したところです。
そしたら、ヘーベルという抜歯器具を使って親知らずの根っこを抜きます。
(歯を抜き終わったところ)
不良肉芽や周囲の歯槽骨の鋭縁をキレイにし、縫合して終了です。
(抜いた歯)
右が上の親知らず。左が分割した下の親知らずです。
ちなみに、下の親知らずは、切開から縫合まで約20分で抜歯。
上の親知らずは秒殺でした
お分かり頂けたでしょうか?!
コレでもちゃんとマジメにお仕事してますんで、同級生の Kさん 保険証を握りしめ治療に来て下さいね。