「週の真ん中水曜日・・・」
この後に続くフレーズが自然に出ちゃう方は、既に立派なオジサンですね
さて、歯科医師会の理事会終わりで、理事・監事数名でお食事
焼き鳥ナンぞを食べながら色々とお話をしたんですが、皆さん共通するのは、先行きの不透明なこの業界に対する不安です
ウチらの業界、ここでは書ききれないほど問題は山積みですが、少なくともこういった歯科医師会の仕事をやっている先生方は、この業界の行く末を憂いながら本気でナンとかしなければと思っている人達です。
医療費削減、歯科医院が街に溢れるこの時代に、倒産寸前(マジで)でも自分の時間を削り、歯科医学の進歩発展と公衆衛生の普及向上、社会福祉の増進に力を注いでいるワケです。
しかしながらその一方で、歯科医師会に入会すらしない輩も多くいます。
最近特に都内では、歯科医師会へ入会しない先生の方が逆に多くなっているようです。
入会の損得だけで考えれば、金銭的負担(入会金や諸会費)や、時間的負担(会合や公衆衛生活動などへの参加)など、デメリットと思われる面に目が向きがちナンでしょう。
・・・でも、そうじゃナイでしょ。
もちろん全員が全員そういうワケではないと思いますが、地域医療を担う者として、社会的責任である公衆衛生の普及向上、社会福祉の増進といった本質的なコトを忘れちゃいませんかね?!
一般的に患者が多いとか少ないとか、そういったコトに一喜一憂しなければならない今のこの業界の憂いが、こういう本質的なコトを忘れさせてしまっているのかも知れません。
( ↑ あくまで個人的な意見ですので、異論反論はご容赦を )
歯科医師会では、各種健診や休日歯科応急診療、学校などの教育機関での健診、歯科講話の実施など、幅広い活動を通して地域住民の健康の一翼を担っています。
最近では「自分だけ良けりゃイイよ」的な世の中の風潮に乗っかってる輩も多いし、そういう面倒な歯科医師会の仕事なんて「誰かがやれば・・・」じゃなく、もうちょっとこの業界の未来について、入会していない先生方にももう少し考えて頂けたらと思うのであります。