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2010. 3. 2  残念な気持ちです

2010年3月2日 火曜日

このコラムで、あまり批判的な感じの内容を書くのは避けてきましたが、あまりにも悲しいので勇気を出して書こうと思います。

 

 

今までに、治療中断、当日の予約キャンセルや無断キャンセル(いわゆる予約のスッポカシ)、予約時間からの大幅な遅刻などが何回もあった患者様から、予約時間の変更を希望されてお電話を頂きました。

電話を対応したスタッフが、「その時間ですと既に予約をいただいている他の患者様がいるので、少しお待ちになるかもしれません。」

「お待ち頂ける時間にあまり余裕がないようであれば、明日のこの時間帯や何日のこの時間なら予約が空いていますので、ご都合が宜しければ如何でしょうか?」

と対応しましたが、「待つのはイヤ」「明日は行けない」「他の日も無理、分からない」とのこと。

 

「では、ご都合がよろしい日時はいつになりますでしょうか?」とこちらが伺うと、「いつからオマエの医院は予約制になったんだ」って具合で、さらには「他のドクターもいるだろう。別に他のドクターでも良いからこの時間に診れないのか」といったカンジです。

「他のドクターも担当の患者様のご予約を既に頂いているので、やはり少しお待ち頂くことになるかもしれません」と説明しても、ご自身の都合ばかりを主張されるばかりで、何ともラチがあきません。

終いには、「二度と行くか!」とガチャンと一方的に電話を切られてしまいました。

 

ちなみに、ウチの医院は開院してからずっと予約制ですし(但し、急患は対応します)、他の医院のほとんどが予約制をとっていると思います。

何故なら、歯科は治療に際して処置の多い診療科目であり、きちっと処置をする為には、そのための時間が必要だからです。

アポイントに空きがあれば対応可能な場合もありますが、既に他のご予約の患者様がいらっしゃるのに、とにかく何でもかんでも受け入れてしまうと、他の患者様に迷惑が掛かるだけでなく、その方にも十分な時間を取るのが難しくなれば、診療の精度にも関わってきます。

一人のドクターが1日に診ることの出来る人数や時間は限られているうえ、ユニットにも限りがあります。

 

医療機関は患者様から選ばれる側の立場なのだから仕方ないことなのでしょうが、ご自身の都合だけの無理難題を言われ、こちらが真摯に対応しても、唾を吐くようにガチャンと電話を切られる。

とても残念な気持ちです(涙)