暖かな日差しの金曜日
午前中は、後輩Dr.の指導のため出張。
午後は、医院に戻り、先月 歯科医師会のお偉〜い先生からご紹介頂いた患者様の、左上6番のインプラントのオペでした。
上顎骨は下顎骨に比べ軟らかく、奥歯のところには上顎洞があるので、インプラントを安定させるだけの深さを確保することが難しいケースが多々あります。
今日のケースでも、術前のレントゲン写真上で、骨の垂直的な厚みが2〜3mm程度だったため、サイナスリフトを行いました。
ちなみに、ご同業の方には説明不要でしょうが、サイナスリフトとは、上顎洞粘膜を上顎洞の側壁から剥離、挙上して、その挙上によって出来たスペースに自家骨や人工骨を移植することによって上顎洞底の位置を挙げ、垂直的な骨量を確保する方法です。
幸い 頬側と口蓋側に骨が比較的あったので、サイナスリフト&インプラントを同時に埋入。
(術前)
(術後)
ソケットリフトに比べると外科的侵襲が大きいサイナスリフトですが、なるべく最小限の切開と剥離で、スムーズに埋入出来ました。
患者様も手術後、「痛くなかったです」と喜んで頂けたご様子。
嬉しいですね
ところで、先日ある人に「オマエのコラムって仕事の話とかあんまりないけど、ちゃんと仕事してるの!?」って冗談(本気!?)で言われました
確かに、歯科の話題は少なめ!?ではございますが、今日のコラムでご理解頂けたかと思います。
ちゃんと仕事してますよ